9月も半ばとなり、ようやく過ごしやすい季節となりました。

さて、9月18日は、私(院長の夫、鍼灸師)にとって特別は日です。
今から36年前の今日、私は突然40度以上の高熱が出て全身の皮膚粘膜がただれる、という症状に見舞われ、即入院となりました。

その夜、主治医師からは、もうこの子はもたないから、親族などに、話をしておいてくださいと、両親は言われたそうです。

しかし、たまたま当直だった小児科の別の医師が、10年前に私と全く同じ症状の子供を担当したことがあり、「その時は命を救えなかったが今なら助けることができる」とのことで、その先生に私の命が委ねられました。

そして、私は、2週間後、昏睡状態から目覚め、一命をとりとめました。
stevens-johnson症候群という病気でした、

もし、その病院を受診していなければ、その医師に出会わなければ、私の人生は5歳で終わっていたのだと思います。私は、見えない力によって生かされたのだと思います。ですから、私の命は、決して自分だけのものではなく、社会の役に立つものでありたいと強く思っています。

本年は、台風や地震などなど大きな災害が続いております。災害に合われた方におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。いち早い復興を願っております。