胎児期の網膜形成不全などが原因で、視力障害を起こすことがある未熟児網膜症ですが、成人してからも網膜剥離などを起こす場合があることが知られています。患者さんの中には、手術による回復は望めないと数名の医師に言われている方もおり、鍼治療によって網膜剥離を起こしかかっている部分を温存させるという治療に取り組んでいます。また、眼精疲労や網膜血流不全による眼痛を訴えるケースも多く、このような方には、鍼が良く効いております。