成長ホルモンは子供だけのものではく、大人になっても出続けており、日々の細胞ダメージを修復する作用を持つ、重要なホルモンです。

成長ホルモンは、深睡眠ステージ3になると、脳の下垂体から分泌されます。つまり、寝入ってから30~60分で分泌が最も盛んになります。

成長ホルモンは、様々な役割を持っていますが、重要なのが身体・細胞の修復、新陳代謝の促進で、病気や怪我の創傷治癒に関与しています。ちなみに「若返りホルモン」とも呼ばれ、骨密度の維持、皮膚の新陳代謝、脂肪の軽減などの働きを持ち、アンチエイジングには欠かせないホルモンでもあります。

30歳を境に成長ホルモンの分泌は減っていきます。そのため、質の良い睡眠をとり分泌を高めることが大切です。後述するメラトニンは睡眠を促すだけでなく、成長ホルモンの分泌を促す役割もあります。