Aさん(20代後半)の例
右の目を中心に、顔の右半分が「ズキ・ズキ」と痛む慢性疼痛を主訴に当院を受診。大学院在学中の就職活動が思うようにいかず、強いストレスを受けたそうです。その頃から、顔の右半分に生じる原因不明の激痛に悩まされているとのことでした。
慢性的な痛みに加え、パソコンの画面が眩しくて辛い、また目を使うと顔の痛みが悪化するとのことでした。クロナムゼパム系の薬を服用しているが、痛みは軽減しないとのことでした。
週1回のペースで半年間治療を継続した結果、顔の痛みはほぼ消失。目に痛みが出ても、鎮痛剤を頓服として服用する程度で、日常生活を送れるようになりました。その後、月1回のペースで治療を行っています。今では一日PC画面を見ても、目に痛みは出ないとのことです。この度、一年間の海外出張に行かれるということで治療終了となりました。