美容鍼×片頭痛・緊張型頭痛の治療

こちらは、美容鍼に「頭痛治療」を追加するプラン例です。まず、症状について詳しくお聞きします。初めに、うつ伏せで首、後頭部に鍼をします。

その後、仰向けになって頂いて、首のマッサージを行い、目の周り・お顔に美容鍼を行います。加えて、頭のツボ等に鍼を行い、必要に応じて、刺激を感じるか感じないか程の微弱電流を流していきます(頭鍼パルス療法)。費用は美容鍼とセットで合計10,000円で

慢性的に起こる頭痛の種類

慢性的に起こる頭痛は一般的に、片頭痛(へんずつう)・緊張型頭痛(きんちょうがたずつう)、群発頭痛(ぐんぱつずつう)の三つが挙げられます。これらは、3大頭痛と呼ばれて、特に片頭痛と緊張型頭痛の複合型が多いと言われています。また、頭痛は時として、脳卒中や髄膜炎など命にかかわる病気の予兆として現れる場合があり、急に強い頭痛、長く続く頭痛に見舞われた場合は、速やかに医療機関を受診することが大切です。

  • 片頭痛(月に数回起こる、ズキン・ズキンと痛む拍動性の頭痛
  • 緊張型頭痛長時間のデスクワークなどが多い方に起こる慢性頭痛。
  • 群発頭痛年に数回起こる強烈な頭痛。一度起こると症状が数日続くことがあります。

ズキン・ズキンと痛む片頭痛

片頭痛が起きた時の感じは様々ですが、ズキン・ズキン、ガン・ガンと頭が波打つように痛む、身体を動かすと痛みがひどくなる、音などに過敏になる等が多いようです。中には、吐き気をともなう場合もあり、一度片頭痛が起こると、仕事や家事などが手につかなくなってしまいます。

片頭痛の原因は、主に生活習慣の関わりが強いようです。睡眠不足、過度なストレス、不規則な生活。空腹や低血糖、ダイエット時にも起こります。雑踏や人ごみで頭痛を生じてしまう場合もあります。女性は、特に月経に片頭痛を起こしやすいと言われています。

片頭痛が起こってしまったら、運動や熱いお風呂は禁物です。また頭痛にはマッサージが効くと言われますが、片頭痛の予防や次に述べる緊張頭痛には良いのですが、痛みが強いときに、強い刺激は逆効果です

片頭痛の対処法

片頭痛の起こりはじめには、鎮痛剤などが効果的なようですが、あまり頻繁に鎮痛剤を飲みすぎると、いざという時に効かなくなるという心配があるかと思います。

頭痛薬を頻繁に服用するのに抵抗がある、薬が飲めない体質、薬を飲んではいけない状況など、そのような場合には鍼灸治療がお勧めです。鍼は鎮痛作用に優れており、マッサージのようにかえって痛みを悪化させてしまうことがありません。

特に、「長時間のパソコン作業」や「細かい手元の作業」による慢性的な緊張型頭痛が基礎にあり、そこから片頭痛も起こすような場合は、鍼治療で筋緊張を緩和することで、片頭痛になりにくい体質に改善することが期待できます。

尚、片頭痛を誘発しやすい食物に関しては、チョコレート、チーズ、赤ワイン、アルコールなどが有名です。

緊張型頭痛

緊張型頭痛は、ズーン・ドーンと重たい感じや、圧迫感が続きます。頭全体が締め付けられるような痛みを生じることも多く、特に首から肩にか到る後頭部・側頭にまで痛みがある方が多いのも特徴です。頭痛の7割が、この緊張型頭痛と言われます。近年、PC作業の普及により、この緊張型頭痛が急増しています。

緊張型頭痛は、長時間同じ姿勢をとったり、細かい作業を続けたりすることで起こります。また、精神的なストレスの持続も大きく関与します。頭の周りの筋肉が過度に緊張すると、筋肉が収縮し血流が悪くなります。その結果、疲労物質である乳酸などの老廃物が蓄積され、痛みの神経が刺激されることで頭痛がひどくなります。

緊張型頭痛の解消には、筋肉の緊張を弛め血流を大幅に改善できる鍼治療がお勧めです。首・肩の緊張(こり)を鍼の刺激でほぐし、頭痛の原因を解消します。また、当院では眼精疲労から生じる頭痛の治療を多く行っております。パソコン作業が多い人は、首・肩の治療だけでは不十分な場合が少なくありませんので、合わせて目の治療もお受け頂くと、頭痛の解消・予防に効果的です。

尚、頭痛に対して鎮痛剤を使いすぎると、いざという時に鎮痛剤が効きにくくなってしまうことがあることや、鎮痛剤常用による薬物性の頭痛を生じることがあります。出来るだけ、薬に頼らない日ごろからの頭痛ケアをお勧めいたします。慢性的な頭痛でお悩みの方は、是非ご相談ください。

月に2回の治療で、頭痛が起きにくい体質に!
当院は頭痛でお悩みの方を対象に、頭痛鍼治療を行っています。
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