美容鍼×四十肩・五十肩の治療

当院の美容鍼は、美容施術と同時に四十肩・五十肩の治療をオプションで追加することが可能です。

また、美容鍼と同様に四十肩・五十肩の治療を女性スタッフが担当することが可能です。四十肩・五十肩は多くの場合は、肩の前面(鎖骨の下、大胸筋や小胸筋の付着部、脇など)の治療が必要になります。

美容鍼に四十肩・五十肩の治療を
追加した場合の費用と所要時間

美容鍼(単体8900円)×四十肩・五十肩の治療(単体8000円)=10,000円(税込)。尚、治療を追加した場合は初回の初診料2500円が加算されます。

<Kさんの体験談>
 お正月の買い物で、重い荷物を持ち上げた時から、左肩に鋭い痛みを感じるようになりました。
 肩こりの一種と考え、そのまま生活していました。そのうちに、どんどん痛みが強くなってきて、夜寝ている時に痛みで目が覚めることもありました。
 やがて、腕が上がらなくなって、着替えなどの日常的な動作にも支障がでる状態となりました。(40代後半女性より)

この様な症状は、一般的に四十肩、五十肩が疑われます。四十肩、五十肩という呼び名は俗称で、医療機関では肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)と言い、その原因は様々です。 これらの症状に共通なのが「肩の強い痛み」と「肩関節の運動制限」です。40代~60代の男女に多く、徐々に肩周辺の痛みと運動制限を生じます。

肩の関節には、腕の複雑な動きを可能にするため、様々な筋肉が付着しています。中でも、肩甲骨と腕を連結する棘上筋(きょくじょうきん)、棘下筋(きょくかきん)、小円筋(しょうえんきん)、肩甲下筋(けんこうかきん)は、肩の動きを制御する回旋筋腱板を構成しています。

四十肩・五十肩では、この回旋筋腱板に炎症が起こることで、強い肩の痛みが誘発されます。また、炎症が長引くと、回旋筋腱板を構成する筋肉や関節を包む膜(関節包)が癒着を起こし、腕の可動域に制限を受けることがあります。

急性期(痙縮期)
強い炎症を生じる。自発痛がある。睡眠時痛(夜間痛)がある。 痛みのために肩の自己運動制限が起こる。

慢性期(拘縮期)
関節自体に拘縮が生じ他動運動が制限され、肩甲帯筋の萎縮、上腕骨頭の骨萎縮もみられる。運動痛を伴う。

回復期
痛みが軽減し、可動域制限も改善する時期。

ある程度、症状が進行してしまったら

ある程度症状が進行すると関節自体が拘縮し、自らの意思のみならず、他者の介助をもってしても関節が動きにくくなる場合があります。そのような場合は、数回の治療で改善を得るのが難しくなりますので、一進一退となりますが、継続的な治療を行う必要があります。

当院の四十肩、五十肩治療法

症状に合わせて、鍼灸・マッサージを行います。治療目的の第一は「痛みの軽減」です。血流促進により蓄積した発痛物質を流し、痛みの悪循環を取り除きます。また、痛みのために生じた「肩周辺のこり」を解消します。