女性鍼灸師が担当する鍼灸治療

こり痛みの専門治療

こり痛みの専門治療トリガーポイント鍼灸
深層筋・トリガーポイントへの鍼治療

鍼による深層筋(こり・痛み)治療のご案内
「こり痛みの鍼治療」を平日の昼間を中心に予約受付を再開しました。こり痛みの鍼治療が得意なベテラン女性鍼灸師が2名在籍しております。女性鍼灸師の施術をご希望される女性の方は、お気軽にお問合せください。

【治療代金】
局所治療・・・ 6,500円 (税込)
全体治療・・ ・7,000円 (税込)
※初回のみ初診料 2,500円か別途かります。
■所要時間・・・60分前後

トリガーポイント鍼灸の治療対象部位

鍼によって、皮下の深層に蓄積した「こり」を直接治療することが可能です。 鍼は髪毛ほどの細さです。そのため、皮下組織に強い圧を加えることなく、ピンポイントで患部を治療することが可能です。また、熟練した鍼灸師であれば、鍼を刺す刺激は、ほとんどありません。

さらに、鍼治療において効果が高いとされるものの一つが「痛み」に対する治療です。筋肉や関節組織などの痛みを、鍼による鎮痛作用と血流改善により和らげます。また、痛みの閾値を上げるという作用もあり、日常的に痛みを感じる度合が緩和される効果が期待できます。

最新の研究では、鍼刺激によって「痛みを抑えるアデノシンという物質」が患部で増加することが科学的に証明され、その高い鎮痛効果に注目が集まっています。(最先端医療機関である有明癌センターが進行癌を抱える患者さんのケアに鍼治療を取り入れているように、痛みの緩和などの効果を期待できます。)

身体に優しくて、かつ直接的な効果が高い手法が、まさに鍼治療といえます。寝ても身体のこりがとれない、身体のどこかに慢性的な痛みがある、とお悩みの方は是非一度、鍼の心地よい響きをお試しください。


頑固なこりの原因は深層筋の筋硬結(きんこうけつ:トリガーポイント)

僧帽筋と肩甲挙筋と板状筋と頭半挙筋と後頭下筋

例えば、肩こりです。上左の画像は、肩の「僧帽筋(そうぼうきん)」という筋肉を赤くマーキングしています。テレビなどの健康情報などでは、肩こりの原因は僧帽筋が凝り固まった状態を指すことが多く、体操法やストレッチ、マッサージによるアプローチなど、様々な治療法が提唱されています。しかし、実際は、何層にも重なり合った筋肉が、様々な動作や姿勢保持のために連動し、伸展と収縮を繰り返しているのです。特に、深層筋の構造はジグソーパズルのように複雑で、長期に渡る慢性的な肩こりは、むしろ深層筋が硬くなっていることが少なくありません。これを私たちは、深層筋に多数の筋硬結(きんこうけつ)が生じている状態と捉えて、治療には深層筋へのアプローチが重要だと考えています。



深部の筋硬結・トリガーポイント とは

本来、「結(むすぶ)」という言葉は、ひもでつないで一つにまとめる意味があり、縁結び、結納など縁起の良い言葉として用いられます。しかし、筋肉の世界では、筋肉同士、筋繊維同士、筋膜が結ばれてしまうと、自由に延び縮みが出来ない、非常に窮屈な状態となってしまいます。もし、筋肉の奥に、いくつもの「結(むすびめ)が出来てしまうと、どうなるでしょうか?もちろん、筋肉は硬くなり、動かしづらくなってしまいます。

筋硬結(きんこうけつ)トリガーポイントの図


「コリ」と「痛み」の悪循環のメカニズム

筋肉は他の人体組織と同様に、活動には常に酸素と栄養を必要としています。筋肉内には無数の血管が走行しており、その血管から酸素と栄養の供給を受け、同時に老廃物を回収しています。血管には動脈と静脈があるのはご存じだと思いますが、中でも静脈は自ら脈を打てません。ですから、筋肉の緊張と弛緩によって生じるポンプ作用によって循環し、老廃物を回収しているのです。 ところが、筋肉の緊張状態が長時間続くと血行が悪くなり乳酸などの老廃物が蓄積されます。それが刺激となってこりや痛みを感じるようになります。多くの「こり」「痛み」は、持続的な筋緊張による血行障害によって起こるといえます。

こり痛みの悪循環、発痛物質の図

すなわち血行・血流を改善することで、コリ・痛みの悪循環は防ぐことができます。当院の治療は蓄積された深部の「こり・痛み」の解消に効果的です。辛い「こり・痛み」でお悩みの方は、是非ご相談ください。

コリは自律神経失調症などの原因となります。

コリは万病の元とも言われます。コリの蓄積は、身体に慢性的な緊張状態を引き起こし、疲労感を増幅させます。首や肩、背中の「こり」の蓄積は、不眠症などの原因にもなります。睡眠の質が低下すると、自律神経失調症などの症状が現れ、悪化すると「うつ症状」などに移行してしまう場合があります。逆に、鬱病や自律神経失調症の方に対して、「こり・痛み」をしっかりケアすることで、症状の改善が得られる場合が少なくありません。

コリと自律神経失調症の図

若者からご年配の方まで多くの方が悩む肩こり

日本人が感じている身体の不調において、肩こりが第1位となっています。長時間のスマホ、SNS、動画視聴、テレワークや在宅ワーク、コロナ禍による自粛生活など新たな生活様式も一般化するなかで、国民病とも言える肩こり、その解消には鍼治療が効果的です。 特に、近年は「目の使い過ぎ」と「慢性的な肩こり」は切り離すことが出来ない症状です。

不良姿勢による肩こり首こり

ひとえに肩こりと言っても、実際には肩だけに限定されるのではなく、首・肩・腕・背中なと広範囲にこりや痛みを抱える方が多いようです。患者さんの訴えは、「肩のこり・痛み」、「後頭部の付け根の痛み」「首筋のこわばり」、「腕の重圧感や指先のしびれ」、「背中のはり」、「上半身の疲労感」など様々です。
肩のトリガーポイント
上半身は、重たい頭部を支える首・肩を中心に、筋肉や神経、骨格が密接に連動し、人間独自の複雑な動きを実現しています。

肩コリを引き起こす5つの原因

(1)筋緊張性、不良姿勢により肩こり

長時間の事務作業やスマホ操作、編み物などを行った時など、肩こりは顕著になります。それは、一部の筋肉に継続して負荷がかかる筋緊張の状態から筋肉疲労を起こすからにほかなりません。全身を大きく動かす肉体労働よりも、デスクワークやPC作業などに従事する人に多くみられます。 長年の不良姿勢はストレートネックなどの原因となります。
(2)眼精疲労性の肩こり

現代において、肩こりの原因の殆どは「目の酷使」、つまり眼精疲労が原因だと言っても過言ではありません。朝から晩まで行うPC作業、スマホによる長時間の動画視聴、SNS、ゲームなど、目の酷使によって肩こりが慢性化します。そのため、当院では、首肩と同時に眼精疲労の治療を行うことが少なくありません。

(3)ストレス性(心因性)の肩こり

心へのストレスが原因で肩こりが起きることは周知の事実です。脳が受けたストレスが神経をたどって特定の筋肉に伝播しすることがあります。その代表が肩こりです。絶えず心配事を抱えている人は慢性的な肩こりに悩まされがちです。

(4)習慣・体質が原因で起こる肩こり 

生活習慣や体質も肩こりに大きく関与します。なで肩・猫背・悪い姿勢・視力が悪く前かがみで物を見る人、運動不足などが挙げられます。特に欧米人に比べ筋肉量が少ない日本人には肩コリが多いと言われています。近年では、HSP(ハイリーセンシティブ・パーソン)といって、非常に心が繊細だったり、五感が敏感で臭いや光の刺激で身体が緊張したりする体質などもあります。

(5)病気として起こる肩コリ(病原性)

肩こりを生じるものの中には病名がつくものもあります。代表的なものは、変形性頸椎症、頸部椎間板ヘルニア、肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)です。また、腫瘍による神経の圧迫、目や鼻の病気、肺や腹部の病気、心臓病に関連して肩コリを生じる場合があります。

(6)女性特有の肩こり

女性は、PMSなどホルモンバランの変化によって、肩こりが増幅します。また、妊娠や出産、育児、更年期など女性はライフステージによって、肩こりが誘発されます。筋肉量も男性に比べ少なく、ストレートネックや、なで肩傾向がある場合は、より肩こりを強く感じる場合があります。

(7)環境揮発性有害物質による肩こり

現代の生活は、化学物質に溢れています。新築への引っ越しや、リフォーム後に起こりやすいシックハウス症候群などの建材アレルギーによる体調不良を肩こりとして自覚する場合があります。また、柔軟剤や芳香剤などの臭害によって頭痛がしたり肩がこったりします。

頭痛・頭部・顔の痛みに対する鍼治

コリと頭痛、緊張型頭痛の図

一般的な頭痛から、病院では原因不明と言われた頭痛まで

通常、私達が経験する頭痛の多くは、緊張型頭痛、偏頭痛、そして両者の混合型です。近年、デジタルストレスから緊張型頭痛を生じる方が急増しております。筋緊張頭痛は、一過性の偏頭痛と異なり、慢性化しやすいので、鎮痛剤などでは効果が得られにくい場合があります。 また、自律神経の失調や、精神的ストレスを起因とする頭痛も急増しております。

一般的な緊張型頭痛と片頭痛

家事やデスクワーク、パソコン作業によって生じる緊張型頭痛の解消には、筋肉の緊張を弛め血流を大幅に改善できる鍼治療がお勧めです。首・肩の緊張(こり)を鍼の刺激でほぐし、頭痛の原因を解消します。当院ではマッサージでの治療も行っていますが、経験的に鍼治療の方が即効性があり、持続効果が長いといえます。一方、偏頭痛の場合は鍼刺激によって血液を頭部から肢体へと流し頭部への過剰血流を抑制するようにします。いずれもピンポイントのアプローチが必要となります。

眼精疲労型頭痛

当院では眼精疲労から生じる頭痛の治療を多く行っております。パソコン作業が多い人は、目の奥の痛みから頭痛を生じることがあり、そのような場合は首・肩の治療だけでは不十分な場合が少なくありませんので、合わせて目の治療もお受け頂くと、頭痛の解消・予防に効果的です

精神的ストレス性頭痛

過度なストレス、不安や緊張、焦燥感、不眠から自律神経失調の状態となり、慢性的な頭痛が起こる場合があり、内科や脳神経外科を受診しても原因不明といわれます。このような場合は、自律神経を整える経絡治療がお勧めです。

更年期型頭痛

更年期症状のひとつとして慢性的な頭痛を生じる場合があります。頭痛の他にも、めまいや耳鳴り、抑うつ症状などが現れることがあります。

鎮痛剤乱用性頭痛

いわゆる薬物乱用性頭痛です。鎮痛剤や偏頭痛薬の飲みすぎで過敏になり慢性的に頭痛が続く状態が起こることがありますが、この場合は鍼治療等を併用して、薬への依存度を低下させていくことが肝要です。


首の痛みに対する鍼治療

首の痛みに対する治療としては、鎮痛剤、牽引療法、シップ、マッサージ、矯正療法、首のコルセットなどがありますが、今注目を浴びているのが、首に対する鍼治療です。テレビにも時々登場する脳神経外科医が首の治療に鍼を取り入れているのは有名な話です。首は非常に繊細な部位ゆえ、ピンポイントで患部に刺激を与えることができる鍼治療には高い有効性があるという見解があります。

鍼治療に使用する針は0.2mm程度と髪の毛程の細さと、弾力性を備えているので、神経や血管を傷つけることはありません。実際の鍼治療は、首背面・首側面に対して行います。頭骸骨の付け根から肩を含めた、首周辺組織に針で刺激を与えていきます。置鍼(ちしん)といって、鍼を刺したまましばらく横になって頂きます。これにより、固まった筋肉をゆるめ血流を改善し、血液や老廃物の滞りを緩和します。

首の役割

首には頸椎があり、運動器のすべてをつかさどる神経がその中心を通っています。また、頸動脈は脳に酸素と栄養素を送る重要な血管のひとつです。頸部にはリンパ腺が豊富にあり免疫的にも重要な部位となっています。ですから、首は人体組織の中で最もデリケートかつ重要な部位と言っても過言ではありません。一方で、重い頭部を支え・動かすなど、首は最も酷使される部位でもあります。

首の解剖図、血管神経リンパ

現代人に多く、首の慢性的な痛みの原因となるストレートネックとは

当院は、首の痛みの治療に力を入れているため、首に何らかの原因で痛みを抱えた患者さんが都外からも多くいらっしゃいます。その中で多いのが、ストレートネックに起因する慢性的な首の痛みです。

デスクワークによるストレートネックの図


首(頸椎)は本来、緩やかにカーブしたアーチ構造を有しており、 そのカーブがクッションとなって頭の重みを支えています。しかし、首本来のカーブが失われることがあり、それをストレートネックといいます。子供のころから猫背だったり、うつむき姿勢が長い方がなりやすく、特に女性に多いのが特徴です。

むち打ち症、椎骨動脈不全、脳脊髄液減少症について

以前から交通事故による「むちうち症」の患者さんは多くいらっしゃいますが、近年では「脳脊髄液減少症」という病気も認知されつつあります。むち打ち症や脳脊髄液減少症は、長期的な経過をたどることもあり、多くの患者さんを苦しめています。
椎骨動脈の圧迫

特に、脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)は専門病院や専門外来での診断と治療を要します。脳脊髄液減少症とは、交通事故やスポーツ外傷を契機とし、脳や脊髄を包むように保護している髄液が慢性的に減少することで、頭痛(片頭痛・緊張型頭痛)、耳鳴り、めまい、ふらつき、難聴、顔面痛、三又神経痛、睡眠障害、慢性疲労症候群など様々な全身症状を起こす疾患です。
安静状態を保つ、水分を多く摂取するなど日常的な注意が必要である他、症状が強い場合にはペインクリニックなどでの痛みの治療、また入院でのブラッドパッチ療法を行うことがあります。慢性的な頭部・頸部の痛み、や全身倦怠感に対する鍼治療は有効ですが、まずは専門医による適切な診断と治療を受けることが大切です。

 

腰痛に対する鍼治療

かつては腰痛というと、ご年配の方に多い症状とされていましたが、最近は若い世代にも腰痛に悩む方が多くおります。腰痛の原因は多種多様で、特に痛みが強いものには、ぎっくり腰、椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、脊柱管狭窄症などが挙げられます。また、長時間のパソコン作業からくる腰痛、重労働から生じる腰痛など職業病ともいえる場合もあり、また生理時に起こる腰痛などは女性特有の症状といえます。

脊柱管狭窄症は、脊柱管が狭くなることで神経を圧迫することで、腰のみならず足先まで痛みしびれるという症状を生じます。脊柱管狭窄症は中高年以降の男性に多く、間欠性跛行症(かんけつはこう)といって、歩くと足が痛くなり暫く休むとまた歩けるようになる、という症状等が特徴的です。

女性に特有な痛み、生理痛・月経困難症 に対する鍼治療

◆女性に特有な腰痛
生理に伴って生じる腰痛は女性と急の症状です。下腹部や腰背部に血液がうっ血して、重たいだるい症状が数日間続く殻が多いようです。生理前や整理後も症状が持続する方もおり、月の半分は腰痛に悩まされるという方もいます。

また、長時間のデスクワークで、腰の筋肉が収縮したまま緊張すると慢性腰痛を引き起こします。
子育て中の方に多いのが、子供を抱っこする度に腰に負担がかかり、急性腰痛や慢性腰痛を生じる場合です。

◆女性特有の肩こり
女性は男性に比べ「なで肩体型」の方が多く、僧帽筋などの筋肉量も少ないため、男性よりも肩を凝りやすいと言えます。 また、バストの重量によっても、肩に負担がかかりますので、女性の体形によっても症状は様々です。さらに、上半身を締め付けるような衣服を長時間着用する方は、可動制限や血流の圧迫によって肩こりの症状は増大します。

◆女性に多い首の痛み(ストレートネック)
首(頸椎)は本来、緩やかにカーブしたアーチ構造を有しており、 そのカーブがクッションとなって頭の重みを支えています。しかし、首本来の湾曲が失われることがあり、それをストレートネックといいます。子供のころから猫背だったり、うつむき姿勢が長い方がなりやすく、特に女性に多いのが特徴です。

◆女性に特有な頭痛
女性の頭痛は生理(ホルモンバランスの変化)に起因することが多いようです。

◆女性に特有な痛み、生理痛・月経困難症
重度の生理痛、月経困難症は「子宮収縮物質」の過剰発生で起こる、子宮筋の過度な収縮が原因で起こるとされています。 月経開始の前後では、不要になった子宮内膜などを体外へ排出するために、子宮筋を収縮させる神経刺激物質(PGs プロスタグランジンなど)が、子宮内膜より産出されます。これらの作用により子宮筋が異常に収縮して子宮内圧が高まると、子宮筋への血流が低下して、強い痛みを生じる場合があります。

また、月経時の悪心、吐き気、頭痛、腰痛などは、これらの子宮筋収縮物質が血液循環を介して全身に作用することが原因である場合があります。 尚、生理時の痛みを増大させる要因には、ストレス、冷え性、睡眠不足などがあります。

当院が行っている鍼治療の特徴
持続的な筋緊張や異常収縮によって、局所的に血管が圧迫され血液循環は悪化します。
首や肩のこり、頭痛、腰痛、冷え性は、この様な血流障害から生じる場合は多くあります。
鍼治療には筋緊張を緩和する作用があります。筋緊張がゆるむと、血管への圧迫は改善され、
血行が促進します。また、血管の抵抗が減少することで血流量も増大し、皮膚温を上昇させることで
痛みを増長している冷えの解消を図ることが期待できます。