不眠は万病の元と言われますが、私たちが健康でイキイキとした生活を送る上で、「睡眠」は欠く事ができないものです。しかし実際には、多くの方が不眠症で悩んでおります。一時的に眠れないとい事は誰しも経験することですが、不眠症状が長期間続く場合は要注意です。

睡眠不足の状態が続くと、集中力が持続しなくなったり、気持ちが不安定になったりと、QOL(生活の質)が著しく低下してしまいます。さらに、不眠はうつ病の初期症状との関連性が高く、しっかりと眠れているかは抑うつ傾向を認識する要因の一つです。


睡眠は、寝ている時間が長ければ良いと言うものではなく、その質が重要です。質のよい睡眠を取るには「睡眠物質(メラトニン作用)」と「体内時計」、また「自律神経の働き」についての理解が大切です。以下は睡眠のメカニズムについて解説していきます。


(1)眠りを促進する睡眠物質(メラトニン)とは

人間の脳や身体は疲れると、睡眠作用を持った睡眠物質が発生し蓄積されていきます。体が疲れると眠くなるというのは動物の性質で、この睡眠物質が作用していると言われています。ですから、昼間を寝て過ごす(安静に過ごす)と夜眠れなくなることがあります。

(2)就寝時間と起床時間に作用する体内時計とは

医学や脳科学の進歩により、動物に備わっている「体内時計」のメカニズムが明らかになってきました。一日は24時間ですが、体内時計は25時間周期を刻むといわれています。ですから理論上は1日1時間ずつ体内の時間軸がズレて行くことになりますが、体内時計は朝太陽の光を浴びると24時間周期に調整されるといわれています。


(3)自律神経(交感神経・副交感神経)による睡眠作用

不安や緊張など強いストレスによって夜眠れないという状態は良く伺うことです。自律神経のうち交感神経は体や脳の活動を促し、逆に副交感神経により活動は緩和されます。起きているときは交感神経が優位に働き、寝るときは副交感神経の働きが優位になることで、正しい睡眠のリズムが得られているのです。


つまり良質な睡眠を得るためには、朝太陽の光を浴びて体内時計を調整し、日中は活動的に過ごして体力を燃焼します。そして、夜はリラックスした環境で睡眠に入るというのが理想的です。しかし、日常生活において様々な障害や誘惑が生じることで、睡眠に障害をきたしてしまうのです。

睡眠障害は、以下の4つに分類されます。

(1)入眠障害・・・眠りに入るまでに時間を要する。
(2)中途覚醒・・・睡眠途中で何度も目が覚めてしまう。
(3)早朝覚醒・・・朝早い時間に目が覚めて、以後眠れなくなる。
(4)熟睡障害・・・睡眠時間にくらべて、ぐっすり寝た感じがしない。


不眠の原因は、環境的要因、身体的要因、心理的要因、生活習慣、医原性睡眠障害など実に様々です。身体の痛みや過度な疲労、自律神経の失調が原因で起こる不眠症には、鍼治療が効果的です。



痛みの緩和治療
(鍼の鎮痛作用で痛みを
緩和します。)

経絡治療
(全身調整により自律神経の
働きを整えます。)

疲労回復治療
(鍼の心地よい刺激によって
身体の緊張・コリをほぐす。)

身体が痛くて眠れない。
動悸がして眠れない。
肩こり腰痛などで熟睡できない。
睡眠中に足がつって目が覚める。
ひどい冷え性で寝付けない。
身体が疲れすぎて眠れない。
手や足のしびれで目が覚める。
胃がムカムかしてよく眠れない。
長時間寝ても疲れが取れない。
頭痛がひどく寝付けない。
耳鳴りがひどくて眠れない。
緊張で体がこわばり熟睡できない。

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