過度なストレスから突然、低音が聞こえにくくなる!? ある日突然、ゴーという耳鳴りと伴に低音域が聞こえにくくなる耳の症状は、急性低音障害型感音性難聴の可能性があります。最近では、20代~30代といった若い女性に、「低音難聴」が増えていると、メデイア等でも取り上げられています。 突発性難聴やメニエール病と似た症状となりますが、この急性低音難聴は内耳の低音領域が障害を受けることで低い音のみが聞こえづらくなるというのが特徴です。メニエール病のように「強いめまい」を伴うことがないので、メニエール病とは区別して、蝸牛型メニエールとも呼ばれます。 以下は急性低音難聴の3徴候です。 (1)低い音の耳鳴りがする。 (2)耳鳴りはあるが、めまいは伴わない。 (3) 低い音域だけが聞こえにくい 。 当院にも急性低音難聴と診断を受けた患者さんが多数来院されますが、その多くが女性で、仕事や家事、育児などで疲れが溜まっていたり、首・肩が異常に凝っていたりと、心身に大きなストレスがかかっている場合がほとんどです。 急性低音難聴は、内耳(耳の奥)の水分代謝のバランスが崩れることで蝸牛が浮腫み、音の振動が聴覚神経に伝わりにくくなることで起こります。 そして、急性低音難聴は過労、心労、睡眠不足などのストレスによって女性ホルモンや自律神経の失調が引き金となる場合が多いといわれています。また、一度完治しても、疲れやストレスにより、くり返し同様の症状を起こすことがあります。 尚、症状を放置すると聴力に障害が残ることもあるので注意が必要です。 患者さんの自覚症状 ・なんとなく耳が詰まった感じがする 。 ・片耳だけ閉塞感がある。 ・耳抜きをしても詰まった感じが取れない。 ・以前の同じように耳が詰まった感じになったことがる。 ・水の中にいるように音がこもる。 ・音が響いたり、割れて聞こえる。 ・ゴーという低い耳鳴りがする 。 ・軽度の低音の耳鳴りがする 。 ・会話が聞き取りづらいことがある 。 ・肩こり頭痛 。 ・全身の疲労感 。 当院で治療をお受けになる場合、耳鼻科の診療と並行していただくことをお勧めしています。急性難聴には様々な原因があり、耳鼻咽喉科での早期診断・治療が大切です。 当院では鍼灸により、耳の専門治療のほか、水分代謝を促す治療や心身の疲労やストレスを緩和する治療を行っています。それにより、薬物療法のみでは改善が得られない場合でも、症状の改善が見込める場合があります。 発症から3週間以上症状が改善しなかったケースでも鍼灸治療を始めることで完治した例も多々あります。 ◆急性低音障害型感音性難聴に対する治療・・・1回 6,000円 初回は別途、初診料1,000円がかかります。 ※治療は予約制です。(TEL 03-5375-2040) ※土日も診療しています(月曜休診日)