眼精疲労の治療を受けると、目以外の症状も良くなるケースが少なくありません。その代表が「顎関節症(がくかんせつしょう)」です。

顎関節症の主な症状は、口を開けると顎がズキンと痛む、コキコキ音がする。いつも顎の付け根に違和感がある。口を大きく開けるこができない。首や肩、頭や頬がこりやすい。などです。

ではなぜ、眼精疲労を解消すると、この辛い顎関節症が良くなることがあるのでしょうか?その答えは、側頭筋(そくとうきんちりょう)治療にあります。

【顎を動かす筋肉、目を動かす筋肉】

顎関節の最大の役割は、咀嚼運動です。顎関節は口を上下に動かすだけでなく、食物を磨り潰すため前後・左右の運動を行います。主に4つの筋肉が顎関節の運動に関与しています。特に側頭筋は歯を強くかみしめた時に緊張するため、筋肉疲労を起こした場合、側頭部痛として自覚されることがよくあります。ですから、片頭痛や緊張型頭痛の原因として顎関節症が疑われるのはこのためです。

今度は、目の話です。スマホやPCなど、近くの物を凝視する時、眼球は筋肉を使って内側に寄せられます。近くの一点に視点を集中させるためには、側頭筋が補助筋として強く収縮します。皆さんも目を使いすぎたとき、側頭部がズキズキ重も怠くなるという経験はあるかと思います。

ここで眼精疲労と顎関節症がリンクします。眼精疲労で側頭筋が凝りすぎると、顎関節がロックされてしまう場合があり、このような状態が長く続くと顎関節の関節円板がすり減り、顎関節症を引き起こすことがあるのです。

また、目のストレスは脳にストレスを与えますので、睡眠時の「噛みしめ」「歯ぎしり」などが誘発されやすくなります。

ですから、様々な治療を受けても顎関節症が改善されない方は、眼精疲労の治療をお勧めいたします。当院では、眼精疲労治療+顎関節治療というコース(8,000円)がございます。